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乏突起膠腫の闘病記です。これまでホームページで闘病記を公開していましたが、2度目の手術入院を機に携帯から更新できるようにブログを立ち上げました。(現在は文章作成が困難になったため夫による代筆 2018.6〜)それ以前の情報、病気の詳細情報等はホームページをご覧ください。(ホームページへはプロフィールのリンクからどうぞ。)    2008年6月13日ブログ開設
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2010年3月9日
インターフェロン第1回目


午前中病院へ。
採血の後、検温、診察。

血液検査の結果も体温も異常なかったため、いよいよ治療を始めることに。

抗がん剤専用の治療室へ移動。


この治療室は以前治療が決まった際に見学させてもらっていて、様子がわかっていたので緊張せずに済んだ。
見学に訪れた時に待合室に掲示されていた「便秘の原因と治療法」に私が興味を示していたのを覚えてくれていた看護スタッフが、冊子にしたものを用意してくれていて渡してくれた。
私は今までテモダールだけが便秘を引き起こすのだと思っていたのだが、制吐剤のカイトリルも便秘の要因であったことがわかり、驚くとともに納得していたところだった。


専門の看護スタッフに血圧、脈拍、血中酸素を測定してもらい、リクライニングチェアで点滴を受ける。

初回ということで、途中で薬剤師が訪れて、インターフェロンの副作用について説明を受ける。

テレビも見ることができたのだが、今回は持参したiPodでポッドキャストを聴いているうちにウトウトしてしまった。


11:55から点滴を始めて終わったのが13:10頃。

初回なので終了後診察を受けることになっていたのだが、治療室から診察室へ戻る間ふらつく感じがした。
診察の時点ではふらつき以外にまだ症状は出ていなかったため、1時間位休んで帰宅して下さい、とのことだった。
診察を終えて会計を待つ間、まずは院内の食堂に行き、昼食を摂ることに。
このふらつき感が食べることで解消できるのかもしれないと思ったのと、この時点でまだ夕方テモダールを飲むかもしれないという考えもあって…。
しかし食事をしている途中からどんどん寒気がしてきて、頭が痛くなってきてしまい、会計をするのも薬を受け取るのも一苦労…。
おまけに外は大雪、この状態で一人で帰宅できる気が全くしない…。

という訳で受付に舞い戻り、事情を話して処置室で休ませてもらう。
この時点で検温したところ、37.2℃、タオルケットに毛布をかけてもらい、横になる。
看護師が担当医に連絡、様子を見に来てくれたみたいだけど、私は眠っていて気付かなかった。
眠っている間に熱が上がりきり、37.9℃に。
夕方解熱剤のロキソニンを処方してもらい服用。
次第に頭痛も熱も治まる。

この一連の症状はあらかじめ出ると言われていたのだが、初回だったため、解熱剤などは服用せずに様子を見ることにしていたのだった。
なので、医師も看護師もさして驚くことなく対応してくれた。
今回ロキソニンの効果が確認できたため、次回からはあらかじめロキソニンを服用することにしているので、今回よりはだいぶましだと思うけど…

夜、夫に迎えに来てもらうことにしたのだが、大雪のため大幅に到着が遅れてしまい…。
外来の看護師さんも私のためにずっと待たせてしまって申し訳なかった…。

雪の中家に辿り着いたのが20:30…。疲れた…。

こんなことでは先が思いやられるわ!
とりあえず今回で様子がわかったので、次回は帰りのバスをタクシーにしたりして、なんとか自力通院ができるようにしてみようと思う。

テモダールの開始は翌日からということに…。
私としては治療期間がずれると日曜日にかかってしまうのが嫌なのですが、毎日朝飲めるのはそれはそれでいいかもしれない、と自分に言い聞かせています。


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本日午後、夫と病院へ。

今日は検査と診察のみ。

造影MRI検査の後、診察。


様子について聞かれ、
最近発作のような症状は起きていないこと、
また、発作様の症状は生理前に起こりやすい気がすることを伝える。


MRIの結果については、
先月と比べてそれ程変化はないものの、昨年8月の画像と比べると白く映る部分が少し大きくなっているので、
再発と考えていいだろう、とのこと。

より詳しい画像診断が必要な場合は、他の大学病院で「メチオニン」という脳腫瘍に特化したPET検査を実施しているところがあるので、紹介してくれるとのこと。


インターフェロンについて詳しい説明を受ける。

1回量300万単位を生理食塩水に溶かしたものを、1時間ほどかけて静脈に点滴注射していく。
これを2週間おきに行なう。
最初は100万単位から始めていく。
とにかく発熱・関節炎などの風邪に似た症状が起こるので、様子を見ながら行なう、とのこと。

なにしろ初めてのことなので、やってみるまではどうなるかわからず、
とにかく明日、行ってきます。



本日夫と病院へ行き、主治医にテモダール+インターフェロンの治療を選択することを伝える。
主治医も、選択肢の中ではこれが今ベストだと思う、とのこと。

前回の診察から約2週間、自分たちなりに色々調べてきた。

特にワクチン療法については、ネットで調べたり、本を読んでみたり、
ワクチン療法の技術会社から紹介してもらった専門の医療機関で詳しく話を聞いてみて検討した上で、
今の自分には必要ない、という結論に至った。

早速次回からインターフェロンを追加した治療を始めるとのこと。
初回は少なめの量で、2週間後にインターフェロンの点滴のみで通院する予定。

本日朝、最後の薬を飲み終え、無事にこのクールも終了した。

服用時間は
2日目 … カイトリル7:15、テモダール7:45
3日目 … カイトリル8:15、テモダール8:45
4日目 … カイトリル7:15、テモダール7:45
5日目 … カイトリル8:30、テモダール9:00

服用の水は、今回もぬるめの水で。


今回は便秘はあったものの、食欲は落ちることなく過ごすことが出来た。
天気が変わりやすく、冷える日もあったりしたこと、
“再発かも”騒ぎでここ数日落ち着かなかい日々だったことを考えると、まあまあの調子ではないかと…

おそらく来週からドーン!と調子が悪くなると思うので、処方された補中益気湯を飲む予定。


テモダール第20クール

期間 … 2010年2月9日~2月13日

投薬量 … 一日240mg


本日午前中に病院へ。

今日は夫も午前半休を取って一緒に来てくれる。

受付後、採血、造影MRI。

検査後、脳外科の診察を受ける。
 

様子について聞かれ、
先週の日曜日(1/31)から5日程手足の脱力発作に似た症状が出たこと、ここ5日ぐらいは治まっていることを伝えると、

(おそらくその話を受けて)MRIの結果について、
1年前と比べて白く映る部分が少し大きくなっているように見えるので、
再発を前提に今後の治療を検討しましょう、と言われる。

示された治療は以下の通り。

(1)テモダールの期間を延長する
(2)テモダールとインターフェロンを併用する(インターフェロンは1ヶ月又は2週間に1回通院で行なう)
(3)化学療法(2又は3種類)→これは副作用が強いため入院が必要となる

ここまでが保険適用で、

(4)ワクチン(免疫)療法→自費になるため診療は別の医療機関で受けなければならない
(5)遺伝子療法、ウイルス療法
(6)分子標的(アバスチン他)→治験又は自費

これらが保険適用外。そして、

(7)手術

まだ再発と決まった訳ではないのだが、近々次の方針を決めなければならなくなった。
とりあえず持ち帰って相談して、2週間後に返事を出すことに。

3月にもう一度造影MRIを撮って、再発かどうかの判断をするとのこと。


その他に前回のテモダール治療について、期間後に胃腸機能減退、体力低下、体の冷えが出て、5日間位家事以外に何も出来ず寝込んでしまい、食欲も落ちてしまうことを伝え、補中益気湯を処方してくれるようお願いしてみる。

抜け毛が気になってきたことを伝えると、テモダールはそんなに脱毛する薬ではないので、以前の手術の影響かもしれない、と言われる。

親知らずが当たるので歯医者に行ってもいいか聞いたところ、テモダール終了後体調整ってからならOKとのこと。

薬の処方は
エクセグラン、デパスが4週間分、
テモダール、カイトリルが5日分、
補中益気湯が10日分。


帰宅後、電話で母に報告。


16:30カイトリル、17:00テモダール服用。
いつもながら、今のところ体調問題なし。
 

プロフィール
HN:
脳みそ研究所管理人
性別:
女性
自己紹介:
病気発覚時年齢・・・28歳(現在40代半ば)
体質・・・花粉症等ややアレルギー気味
性格・・・几帳面
治療に対する考え方・・・本来は西洋医学より東洋医学を好むが、この病気に関しては病院の方針に従う
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