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乏突起膠腫の闘病記です。これまでホームページで闘病記を公開していましたが、2度目の手術入院を機に携帯から更新できるようにブログを立ち上げました。(現在は文章作成が困難になったため夫による代筆 2018.6〜)それ以前の情報、病気の詳細情報等はホームページをご覧ください。(ホームページへはプロフィールのリンクからどうぞ。)    2008年6月13日ブログ開設
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2013年7月2日造影MRI検査

この日は検査のため夫と病院へ。

14:00MRI検査室受付で造影剤の承諾書を提出。
この日も身につけている金属などについてのアンケートを提出。

14:40~造影MRI~15:20

15:30診察
体調について聞かれ、
最近は発作が起こっていないため、ここ1週間はセルシンは服用していないこと、
ただ依然緊張すると右手足にこわばりが出やすいこと、
頭痛や歩行のふらつきはないことを伝える。

今回の検査結果についての説明を受ける。
2011年、2013年1月、2013年4月、今回撮影、と4枚を並べて比較すると、
明らかに少しずつ進行している(腫瘍が大きくなっている、はっきり造影される部分が出て来ている)ものの、
4月から7月での急激な悪化は見られないとの事だった。
現状では全体的な病気の進行は、インターフェロンとワクチン治療によりある程度抑えられている状態にあると考えられ、
色々な発作的症状についても、4月の入院でグリセオールとステロイドを集中投与したこと等が、
症状の緩和に効果があったと考えられるとのこと。

また、'11年のものと比べると'13年4月の画像では脳の外側の溝がなくなってきているように見えるが、
これは腫瘍により脳が圧迫されて腫れている事を表しており、
この状態を緩和するためにグリセオール・ステロイドを投与しているとの説明があった。
今まで腫瘍周りしか注目していなかったので、医師はそういうところも見て判断しているんだなぁと勉強になった。

今回の検査を元に今後の治療として、近々に手術をするかどうか決めようと考えていたのだが、
最近症状自体が自分が思っていたよりも安定しているため(いいことなのだけれど)、
若干迷うところがあり、一旦回答を保留させてもらうことになった。
(病院の方ではやりたくなった場合に出来無いという事にならないよう、
1ヶ月半後ぐらいの手術予定で準備は進めておくけれども、
直前でやりたくなくなったら断って構わない、という何ともありがたい状態においていただいています…
医師からは1ヶ月半後にもう一度検査をして最終的に判断したらどうかと提案してもらっていますが悩み中です。)

実は今回の入院に到る症状悪化に伴い、色々考えた結果、
今夏に現在の病院での治療を切り上げて引越し、県外の私の実家に戻ることにした。
これまでは近くに頼れる親戚がいなくてもなんとかなると思ってやってきたが、
4月の入院の時に初めて自分でも不安になってしまった。
(夫はずっと以前から不安を抱えていたとのこと)
この体調の変化を機に、まだ私の体力があるうちに実家への引越しと転院を済ませて、
新生活をスタートさせようと動いている。
そのような状況もあり、手術するなら10年間熱心に診ていただいてきた、
現在の主治医にしてもらいたいという気持ちもあり、本格的な転院前に手術することを考えていたのだが、
今回は決断出来なかったため、もう少し時間をもらうことにさせてもらった。

手術に関しては今しなくても今後必要(した方が良いという医師の判断が下る)になることはあるだろうとのこと。
また、今回手術したとしても将来手術が必要になる可能性はあるとのこと。

また、手術以外の話として、アバスチンという薬がこの7月から悪性脳腫瘍に対して保険適用内で使用可能になったため、
今後の治療の選択肢としては有効だと考えている旨話があった。

今後の選択肢としてテモダールの再開もあるのだが、私の場合体調が余り良くなかったという経緯があったため、
出来るだけ使用しない方が、日常生活のレベルが保てる点で良いと考えているというお話をいただいた。

(※アバスチンは分子標的治療薬で、今まで一部のがんにのみ保険適用になっていたのだが、
この7月から悪性脳腫瘍に対しての保険適用認可になったとのこと。
ただし、テモダール同様高額医療になりますが…。
これまでの抗がん剤と異なり、腫瘍自体を攻撃するのではなく、
腫瘍が大きくなるのに必要な血管を広げるという事を阻害するという事で、
大きくなるのを防ぐという点に特化しており、その点では期待できそう。)

 

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プロフィール
HN:
脳みそ研究所管理人
性別:
女性
自己紹介:
病気発覚時年齢・・・28歳(現在40代半ば)
体質・・・花粉症等ややアレルギー気味
性格・・・几帳面
治療に対する考え方・・・本来は西洋医学より東洋医学を好むが、この病気に関しては病院の方針に従う
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