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乏突起膠腫の闘病記です。これまでホームページで闘病記を公開していましたが、2度目の手術入院を機に携帯から更新できるようにブログを立ち上げました。(現在は文章作成が困難になったため夫による代筆 2018.6〜)それ以前の情報、病気の詳細情報等はホームページをご覧ください。(ホームページへはプロフィールのリンクからどうぞ。)    2008年6月13日ブログ開設
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ワクチン治療の再開について
 
今回の症状・検査の結果から総合的に変化があったと判断して、
以前行っていたワクチン治療を再開することとなりました。
 
以前治療を行っていた医療機関では既にワクチンを作って凍結保存してもらっていたため、
すぐにでも治療が再開できる状態になっていました。
 
診断の翌日に医療機関に連絡を取って、今後の治療の予定について相談し、
しばらくの間通院することとなりました。
 
以前も書いたことがあるのですが、
この治療が保険外(効果と副作用が未確認で費用が高額)であることから、
今後はブログではあえて書かないことにしますが、
HPの方には治療経過のみ載せることにします。

脳みそ研究所HPワクチン療法のページ
http://brainlab.shikisokuzekuu.net/contents3/contents3sub/vaccine.html

 
ご質問等ある方には出来る範囲でお答えしますのでどうぞご連絡ください。

 
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全ての薬をジェネリック薬に切り替えて1ヶ月以上経つが、今のところ何ら問題なく過ごしている。
 
薬価について、以前このブログで安くなっていないような記述をしてしまったが、
明細をちゃんと確認した結果、以前の約半額になっていることが判明。
「後発医薬品調剤加算」は、どの種類の薬でも1回の処方毎に定額加算になるため、
薬単価が低いものや数量が少ないものに関しては割高になり、勘違いしていたことがわかった。

今のところ個人的には、ジェネリックに対しては価格も効果も納得している。

 
今年2月から約4ヶ月間にわたってワクチン治療を続けていました。
 
この治療は標準的な治療ではなく、全ての人にお薦めできるものではありません。
(現在研究中の保険外治療で、効果も定かでなく、費用も高額で、受診可能な医療機関も限られます。)
今後先進的な治療を検討されている方はもちろん、標準的な治療による闘病を選択されている方にも、
本治療方法に対して、良きにつけ悪しきにつけ、先入観を持たれない方が良いと考え、詳しく書くことを今まで避けてきました。

ワクチン治療について興味を持たれた方は、脳みそ研究所HPに少しだけご紹介しましたので参考程度にご覧下さい。

脳みそ研究所HP トップページ
http://brainlab.shikisokuzekuu.net/

脳みそ研究所HP ワクチン治療について
http://brainlab.shikisokuzekuu.net/contents3/contents3sub/vaccine.html


 
先日、近所の内科でインフルエンザの予防接種を受けた。

10月から治療の合間に受けようと思っていたのだが、なかなかタイミングが合わず、
予約の度に仕切りなおしになっていたため、やきもきしていた。

今回接種してもらったのはインフルエンザHAワクチン(3価ワクチン・国産)というもので、
新型と混合になっているとのこと。

領収書の他に接種証明書を渡されたが、“この人は安全です”っていう証明なのかなぁ。
なんだか自分が家畜になったみたいな複雑な気分…。

とりあえず治療のスケジュールに響かないように体調管理が重要なので、
こちらも一つ片付いてほっと一安心。

2010年4月29日~5月5日玉川温泉

GWに妹家族が知り合いと秋田の玉川温泉に湯治に行くというので同行させてもらうことに。
www.tamagawa-onsen.jp

私にとっては初めての玉川温泉。
今回は妹の知り合いが宿の常連だったため、自炊棟を手配してもらい宿泊。

玉川温泉は強酸性の泉質と岩盤浴で有名な所で、全国から湯治客が大勢訪れるのだそう。

<温泉について>

泉質は強酸性。

浴場には濃度と温度の違う5種類の浴槽の他、蒸気湯、箱蒸し、打たせ湯、気泡湯、浸頭湯、寝湯、飲泉がある。
特にこの温泉特有なのが浸頭湯で、濃度50%のぬるめの浅い浴槽に仰向けに寝て頭を浸すというもの。
頭の病気に効果があるということなので、滞在中は積極的に浸頭湯に浸かることにする。
他に今回は妹の知り合いの勧めで蒸気湯(いわゆるサウナ)にも少し入る。

温泉は源泉50%でも若干肌にぴりぴりくる感じがしたため、源泉100%の浴槽には今回は入らず、上がる時にはかけ湯を念入りに行った。
飲泉も一度してみたが、クエン酸水のような酸っぱい味だった。


<岩盤浴について>

自然研究路脇の地熱のある岩盤の上にゴザを敷いて、30~45分程度横になる。

今回私が持って行った岩盤浴グッズは以下の通り。
ゴザ、大判のバスタオル、長袖のTシャツ、スウェット上下、岩盤テントに行くためのスニーカー、岩盤グッズを入れるための大きめのトートバッグ(いずれも捨てていいぐらいのボロ)、行き帰りではおるジャンパー。

しかし行ってみると、装備はこれだけではやっぱり足りないことがわかる。
岩盤浴の“先輩”達は、ゴザの上に敷くタオルケット(岩盤の熱さと痛さを和らげる)、体の上にかけるタオルケットや毛布、さらに熱を逃がさないようなアルミのシート、これらが岩盤浴中に風で飛ばされないように留めておく大きめの洗濯ばさみ、時間を計るための壊れてもいい安い時計(岩盤地帯では放射線と蒸気で金属はすぐダメになってしまうのだそう)、これらをいれる袋をテント内に引っ掛けておくS字フック、行き帰りでは寒さ対策で上下のウィンドブレーカーを着ている人もいた。

保温用のアルミシートは売店で購入したが、その他の物は次回行く時に是非参考にして持って行きたいと思った。

行く前は岩盤浴で汗をかいた後どこで着替えるのか気になっていたのだが、実際やってみると、岩盤浴では着替えが必要な程の汗はかかなかった。
周りの人たちも岩盤浴後は普通に汗を拭いて上着をはおって帰っていた。



4月29日(木)

午後玉川温泉に到着。
雪混じりの雨。
真冬のような寒さに驚き、用意した防寒着をめいっぱい着込む。
夕方早速岩盤浴にトライしようと出かけてみるも、あまりの混雑ぶりに諦めて引き返す。
この日は温泉入浴のみ。


4月30日(金)

この日も引き続き冬のような寒さ。
朝食後、温泉入浴。
夕方岩盤浴。
夕食後、温泉入浴。


5月1日(土)

早朝岩盤浴。
朝食後、温泉入浴。
夕方岩盤浴。
夕食後、温泉入浴。


5月2日(日)

早朝岩盤浴。
朝食後、温泉入浴。
昼食後、片づけをしていたら急に寒気がして発熱。
この日は葛根湯を服用し、入浴せず就寝。


5月3日(月)

まだ微熱が続いていたため午前中休む。
午後、温泉相談室に行ってみる。
専属の看護師に様子を話したところ、今日のところは入浴はやめておいた方がいいと言われ、バファリンを処方してもらう。


5月4日(火)

朝、熱も下がり、しんどくなくなったため、温泉入浴。
とはいえ病み上がりのため、まずは湯船にはあまり浸からず様子を見る。
午前中散歩がてら、岩盤浴もできたらと思い出掛けてみるが、この日は天気が良く、下からの地熱と上からの日光、そして硫黄を含んだ蒸気ですっかり参ってしまい、岩盤テントの所まで行ったところで疲れてしまう。
結局写真を撮っただけで引き返してくる。
午後温泉入浴。
夕食後、温泉入浴。


5月5日(水)

早朝、最後の岩盤浴。
朝食前に、最後の温泉入浴。
チェックアウトをして田沢湖駅に戻ると、来たときとは打って変って真夏のような暑さ!
半袖姿の人もちらほら…



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玉川温泉旅館の様子。連休ということもあり、乗り合いバスには長蛇の列が!

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自炊部受付。



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ペダル式の水道、ウチの台所にも欲しい!
昨年ノロウイルスで一時休業したことがあったそうで、滞在中は手洗いと消毒をしつこく求められた。
おかげで手の平がものすごくがさがさになってしまった…。

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自炊棟の6畳部屋の様子。
散らかっていますが…



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炊事場です。



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自然研究路の地図と焼山は生きている!の看板。

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湯の華樋から望む自然研究路。




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温泉神社。
奥には岩盤浴をする人の姿も。



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3つある岩盤テント。
朝晩2回消毒・清掃が行われる。
雨が降る日はこの中でないと岩盤浴ができないため、とても混雑する。




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宿泊者用のゴザ置き場。




今回妹の知り合いの方は湯治の他ににんにく卵黄を作る目的で滞在していた。
にんにく卵黄はにんにくを岩盤の熱で蒸したものを潰して、有精卵の卵黄と混ぜてフライパンで加熱して塊にしたものを粒にして、乾燥させて作るもので、その方曰く、玉川温泉のラジウムの中で作ったものがすごく効くのだそう。

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自然研究路の奥の岩盤浴ができる所。
ここでにんにくや芋などを布の袋に入れて岩の下に入れておくと、
気温にもよるが、1時間程で蒸し上がる。


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こうして苦労して作られたにんにく卵黄がコレ。
今回私も大量に分けて頂いた。


 

プロフィール
HN:
脳みそ研究所管理人
性別:
女性
自己紹介:
病気発覚時年齢・・・28歳(現在40代半ば)
体質・・・花粉症等ややアレルギー気味
性格・・・几帳面
治療に対する考え方・・・本来は西洋医学より東洋医学を好むが、この病気に関しては病院の方針に従う
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